職場における熱中症対策について
- kosasa0
- 5 日前
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厚生労働省の通達に基づき、2025年6月1日より、職場における熱中症対策が義務化されました。
特に屋外作業や高温環境下での業務が多い建設業・製造業においては、以下の6つの対策を徹底する必要があります。
🔸1.WBGT(暑さ指数)の測定
→ 作業現場で暑さを「見える化」し、警戒レベルに応じた対策が可能に。WBGT値は、人体にかかる熱の負担を総合的に表す指標です。
🔸2.水分・塩分補給の指導と徹底
→ 作業前・作業中・休憩時に、こまめな補給を促すことが重要です。スポーツドリンクや塩飴などの活用も有効です
。
🔸3.休憩時間の確保
→ 高温多湿下では、通常よりも多くの休憩時間を確保して
ください。日陰や送風のある休憩スペースを整備し、作業者が定期的に利用できる環境を整えましょう。
🔸4.熱中症予防教育の実施
→ 朝礼、安全ミーティング、ポスター掲示などで継続的な注意喚起を行ってください。特に新人や体力に不安のある方への重点指導が重要です。
🔸5.空調服や送風機の活用
→ 作業環境や作業内容に応じて、空調服・ファン付きベスト・送風機などの導入を検討し、体温上昇の抑制に努めてください。
🔸6.応急処置体制の整備
→ 万一の事態に備え、以下の準備を整えておく必要があります:
冷却材(氷嚢、冷却スプレー等)の配備
救急搬送先の確認と社内での共有
救急連絡先の一覧作成と見える位置への掲示
特に夏季は十分な睡眠の確保を含めた体調管理への声かけを継続して行い、
「健康な体」「安全確保第一」に一丸となって熱中症予防に取り組んでまいります。
